幸せになりたいぱるこの実験室

幸せに暮らすための実験とその結果を言語化します。

24歳主婦の日常



6時、アラームの音で目が覚める。

横で寝ている夫を起こしつつ、窓を開けて朝の風で部屋を満たす。窓から見える閑静な住宅街を、太陽が優しく起こしていく。



夫と飼い犬のマロと、近くの公園まで散歩へ。

この時間ジョギングをしている人たちとは顔見知り。桜が美しい季節。



お味噌汁とご飯という典型的な日本の朝食を頂いたら、夫をお見送り。料理好きの夫だけれど、お弁当だけはわたしに作らせたいらしい。さて、わたしも準備しようか。



いくつになっても、ギラギラしたラメのアイシャドウが好き。ベージュのスプリングニットに白のチノパンを履いて、トレンチコートを羽織ったら出発。



わたし、歩く時イヤフォンつけません。街のざわめきを聞くのも楽しいものですよ。

時刻は8時半。隣のお家のおばあちゃんが、いつもこの時間家の前の道を掃除している。



20分ほど歩いて行きつけの喫茶店へ。カフェというより喫茶店なこの店は、わたしが生まれる前からここに店を構えているんだとか。

ブレンドコーヒーをお供に、お仕事開始。



12時。お昼はここで頂いちゃおう。

サンドウィッチを注文したら、同じマンションの奥様がご来店。他愛のない会話を切り上げて家路に。



帰り道、買い物も一緒に済ませちゃう。夕食のリクエストはカレーだったかな。花見団子が美味しそう、今日のお茶菓子はこれに決まり。



14時半、重い荷物を抱えて帰宅。ちょっと休憩したいな。煎茶を入れて、お団子片手にブレイクタイム。大好きなシューマンピアノ曲をかけよう。



テレビを流し見しながらお掃除。マロが掃除機を嫌うので、クイックルワイパー。お掃除ロボット欲しいなあ。



16時。お仕事もうひと頑張りします。リビングテーブルでパソコンと睨めっこ。わたしの掃除にひっついてはしゃいでいたマロは、部屋の隅で寝息を立てている。

南西向きの部屋に夕日が眩しい。



野球が始まる時間なので、そろそろ夕飯の支度をしよう。夫、カレーに拘りがあるのでわたしは下拵えだけ。

冷えてきたので窓を閉める。春の夜風は身体に良くない。



夫帰宅。野球を見ながらカレーを作る夫の横で、わたしは歌の練習。音大を卒業して数年経つけど、音楽は一生続けていくんだろうな。



野球を見ながら、いただきます。今日は鶏肉が安かったからチキンカレー。夫の甘党に合わせて超甘口カレー、少し物足りないのは秘密。



夫氏がお風呂に入っている間は、マロ時間。無償の愛を感じさせてくれる。柔らかい毛をブラッシングしたら、世界一美人のわんこになった。



お皿を洗ったら半身浴。雑誌を持ち込んで至福の時間。ユニットバスの家と迷ったけど、やっぱりお風呂の時間は大切です。



時刻は23時を少し回ったところ。夫とベッドに入り、それぞれ読書。ナイトスタンドの柔らかいランプが眠気を誘ってくる。

明日もいい日になりますように。




‥‥ってこれ、全部妄想なんですけどね。こんな日々を送れたらなあっていう限界OLの妄想。


「理想の休日」とか「宝くじが当たったら」という妄想はよくするけど、「日常」をここまで細かく妄想するのは初めてだった。結構楽しかったです。


幸せって、その日1日だけとか、その時間だけ、とかのものじゃないと思うのよね。特別じゃない毎日にどれだけ自分の心を大事に出来るか、それこそが幸せの本質だと思う。



だから、わたしの理想の日常をプランニングしてみました。妄想だから、辻褄合わないところや通常あり得ないところがあるのもわかってる。


けど、今のわたしにとってはこれが理想の1日。

幸せってこうだよね、の形。


ということで、現実とどこが乖離しているのか、わたしにとって何があれば幸せなのか、考えてみた。



【ぱるこの幸せ要素】

①時間・空間にゆとりがある

・混んでいる電車に乗らない

・早寝早起きで規則正しい生活

・労働時間が少ない

・清潔を保つ

・ブレイクタイムがある


これがいちばん大切かも。結局労働時間かよ、って話なんだけど、自分としてはこれくらいがしんどくない上限。


通勤電車も、混んでいる電車ってそれだけでかなりエネルギー使うから。みんな望んでこの空間にいるわけじゃないよなあって思う時間がしんどいよね。



②自分と対話する

・多くの人と喋らない

・無償の愛の存在がある

・読書、芸術に触れる


わたし俗に言うHSPみたいで、どれだけ楽しくても喋ると疲れちゃうのよね。


愛する夫と犬がいればいいなぁ。それらに囲まれて音楽を聴いたり、小説を読む時間、想像するだけでハッピー。


自分の内側にある目に見えない何かを、自ら紐解いていくのが好き。



③自然に目を向ける

・よく歩く

・窓を開ける習慣がある

・季節を楽しむ


デスクワークの毎日だと、どうしても運動不足になりがち。一歩一歩噛みしめながら歩く時間が欲しいし、今見過ごしているちょっとした自然の変化にも気付きたい。


毎日窓を開けて空気を入れ替えて、フレッシュな風を愉しみたい。




‥‥こうしてみると、「あれ?今でも出来ることかも。」って思うことも。

そうか、わたし自分自身を幸せから遠ざけていたのか、と思うと少しショックですね。


ただね、現状できていないことを、気合と根性だけで出来るようにするのは、わたしの経験上ほぼ不可能。


結局のところ、習慣化するのがいちばん大変な作業だから。


気合いだけでなんとかするより、物理的な仕組み作りとか、時間的ゆとりを持てる環境に身を置いたほうが早い。


気合いって波があるしね。達成できなかった時嫌になって全て投げ出したら元も子もない。



というわけで。「ぱるこ的幸せな暮らしをするために」というテーマでブログを綴ろうと思います。


幸せな日常に近づけるために。

幸せの要素を具現化するために。

ライフハックとか購入品とか、したら良かったこと、やめたら良かったことを言語化していきます。


全ては自分の幸せのために。