幸せになりたいぱるこの実験室

幸せに暮らすための実験とその結果を言語化します。

4℃論争の着地点は?

クリスマスの時期になるとTwitter界を騒がす4℃論争。

 

「社会人の女性に4℃を贈るのはいかがなものか」

「いやそもそも人からのプレゼントにケチをつけるなんて」

「4℃のマーケティングはどの層がターゲットなのか」

 

など、この論争には数多くの意見がある。

 

4℃論争、本当に毎年起こるので、Twitterの風物詩になっているのが面白い。1つのSNSのコンテンツで、季節を感じられる時代とは。

 

 

さて、なぜ1月のこの時期に4℃論争を取り上げようと思ったのか。

それは、何を隠そうわたしの誕生日が近いからである。

 

恋人に、「誕生日何ほしい?」と3日に1回は聞かれるのだ。

 

最近ピアスを開けたのでピアスがいいかなあと答えようとしたとき、4℃論争を思い出してしまったのだ。

 

本音を言ってしまうと、わたしにとって4℃はめちゃくちゃ憧れるブランドというわけではないし、頂いてテンションがとても上がるかと言われると微妙なところである。

 

ただ、もし恋人が4℃のピアスをプレゼントとしてくれたら、きっと素直にありがとうと受け取れる自信はある。

 

何が言いたいかと言うと、ありきたりだが「好きな人からならなにを貰っても嬉しい」ということ。

 

「苦手な百貨店で頑張って選んでくれたのかな、4℃渡すってことはTwitterやってないからマトモな人だな」と、好きな人であれば4℃をプレゼントした事実をこう変換するのだ。

 

 

しかし。話はここで終わらない。

 

これが仮に、付き合う前の、まだ好きではない男性からだとしたら、わたしはどう思うだろうか。

 

「まだ付き合っていないのにアクセサリーなんて恐縮」「しかしながら4℃って、今まで女性にプレゼント送ったことないのかな」「いい人だけど、センスは無いかも」などと変換してしまうであろう。

 

もちろん露骨に嫌な顔はしないが、「次のデートはナシかな」と判断してしまう気がする。

 

 

ここで誤解してほしくないのが、わたしは何も自分が男性を一方的にジャッジする立場などと思っているわけではない。

 

交際とはお互いの相性なので、「付き合ってないのにアクセサリーを、しかもちょっとイケてないブランドのものをプレゼントしてくる男性は、わたしのわがままな価値観とはマッチしないだろうな」というロジックなのである。

 

好きになってしまえば、基本的に相手の行動全て愛おしくなる、つまり加点方式だ。

しかし、まだ好きでない場合はその逆、減点方式で人を見てしまう傾向があると思う。

 

 

だらだらと書き連ねたがまとめよう。

・好きな人であれば、何をもらっても嬉しい。なぜなら好きだと加点方式だから。

・好きでない人からのプレゼントは、かなりセンスが問われる。なぜなら減点方式だから。

 

上記二点を踏まえると、交際前の人はプレゼントを送る場合、ひとりで選ばず素直に欲しいものを聞く。無理にプレゼントしない。これが平和だと思う。

 

ちなみに、彼氏から貰ったものにケチをつけるのは完全に女性側の問題で、欲しいものを理解させる、気づかせることのできない己の技量の無さを責めるべきである。

 

 

恐らく今年のクリスマスも、この4℃論争は白熱することだろう。12月のTwitterはいつも香ばしい。今年も楽しみである。